プラレール マグネット式連結器(ネオジウム磁石) Magnet coupler
ネオジウム磁石を使ったマグネット式連結器の製作について
1.マグネット式連結器を使用した先頭車同士の連結
プラレールの先頭車同士の連結(増結・解結)をスムースに行うための連結器を検討していました。
新幹線などの一部製品で、マグネット(磁石)式のものも発売されていますが、マグネット部分が大きすぎることから、小型でも強力に引き合うネオジウム磁石を使用したものを、いくつかの既存の(他社製の)製品から流用して実現しました。
また、先に製作した別の方式の連結器とも規格を合わせて使用できるようにもしています。
先頭車同士をマグネット式連結器で連結 | マグネット式連結器を上から(解結) |
先に製作した連結器の規格に合わせた様子 | 連結していない状態での先頭車(京急1500形) |
2.マグネット式連結器に使用したパーツ
最初にマグネット式連結器を検討した際には、電子パーツ店で販売されているものでテストしていました。その後、100円ショップから、より強力で安価なネオジウム磁石が販売されたため、今回の製作ではこれを使用しました。
また、連結器には、Bトレインショーティー(バンダイ)の「Nゲージ(鉄道模型)化」で余ったマグネット式連結器を使用しています。
このほかに、先に製作した連結器の規格に合わせるため、カプセル玩具の「ミニモータートレイン」(エポック社)の連結パーツを使用しています。※前の項の写真3枚目を参照。
超強力マグネット ミニ 8P | Bトレインショーティーの連結器 |
3.磁石の固定に使用した化学反応形接着剤
マグネット(特にネオジウム磁石)の固定には、アロンアルファなどの瞬間接着剤は、硬化後に剥がれてしまうため使用できません。そこで、磁石メーカーのサイトで推奨されている化学反応形接着剤をしました。
化学反応形接着剤は、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用します。硬化までに少し時間を要しますが、強力に固定します。なお、今回の製作では、セメダイン社のスーパーファイブ(5分型)を使用しました。
セメダイン スーパーファイブ(5分型) | 化学反応形接着剤 主剤・硬化剤 |
ご注意
※ネオジウム磁石はとても強力なため、取り扱いには注意が必要です。
※化学反応形接着剤は、瞬間接着剤と同様にとても強力なため、使用方法を守り、十分ご注意ください。
作成日:2013.11.30