プラレール 連結器 (改造) Coupler
連結器の改造について
1.先頭車同士の連結
プラレールの連結器は、車両をレールの上に置いたままでは、増結・解結ができない構造となっています。一部は、マグネット(磁石)式のものも発売されていますが、マグネット部分が大きすぎることから、先頭または最後尾になったときに格好が悪くなってしまうため、いろいろと方法を考えていました。
いろいろな鉄道おもちゃの連結器を調べてみましたが、カプセル玩具の「ミニモータートレイン」に、改造すればちょうどよいものがあることに気がつき、現在はこの方法を採用しています。(解結した場合、連結棒はつけっぱなしにはできません。)
なお、この製作の際に検討していた小型のネオジウム磁石(マグネット)を利用した連結器は、2013年11月に完成したため、別ページに掲載しました。
増結・解結を簡単にするための改造連結器 | 連結器を裏側から |
2.車両間に電気を渡す必要がある場合の連結器
プラレールは、通常、電源と動力部分が1つの車両の中に収まっていますが、一部の製品や改造の方法によっては、電源と動力部分が分かれる場合があります。
この場合、連結器部分にコードを通さなくてはならなくなります。製品の場合は、連結器・コードともに固定され車両の切り離しができなくなっていますが、改造車両の場合はメンテナンスなどを考えると不便なため、一部の編成は解結とコードの取り外しができるようにしました。
デト11-12連結部(切り離し可) | デト17-18連結部(固定) |
3.先頭動力車から動力を除き後尾車にした場合の連結器
車両の改造をしていくと、編成の都合上、先頭車(動力台車部分)が余ります。そこで、一部の編成において、動力台車を無動力化して最後尾の車両にしたりしますが、この場合に同じ形の連結器同士になってしまうため、連結できなくなってしまいます。これを回避するために、連結器を改造しました。
元は輪のものをフック形に変えます。これにより、普通に連結することができるようになります。製品でも一部このような連結器が使われています。
無動力化台車用連結器1 | 無動力化台車用連結器2 |
最終更新日:2013.11.30/作成日:2009.05.23