鉄道事故復旧訓練・2004年実施 Accident restoration training
2004年に京急ファインテック久里浜事業所で行われた「鉄道事故復旧訓練」の紹介です。
1.接触した自動車の確認や電車の乗客の救出・避難
不審物の影響を受けた乗用車が踏切内に侵入し、列車に接触したという設定で訓練が行われました。まずは、接触した自動車の乗員や電車の乗客の救出、避難誘導などです。※乗客役は社員などで、一般公募ではありません。
接触した自動車の確認 | 乗客の救出・避難 | 消防隊の救出活動 | 自動車内の救護人救出 |
2.救援車の出動と事故車両の軌道復帰
救援車クト1形2が、デト11-12と連結して出動してきました。救援車より、復旧のための機材が現場に次々と降ろされます。接触により脱線した事故車両をジャッキで上げるなどして軌道に復帰させています。
救援車・クト1形2 | 救援車から機材搬出1 | 救援車から機材搬出2 | 事故車ジャッキ上げ |
4.踏切警報機と線路の復旧
踏切警報機・遮断機も倒壊したいとうことで、こちらも復旧作業が行われました。線路も、人手による復旧を行い、その後専用車両が登場し、レールを削るなど最終調整です。
踏切警報機復旧 | 線路の損傷復旧1 | 線路の損傷復旧2 | 線路の損傷復旧3 |
京急の鉄道事故復旧訓練について
※年に1度、京急ファインテック久里浜事業所で警察・消防などと合同で「鉄道事故復旧訓練」が行われています。掲載のものは、2004年に実施されたものです。
※雑誌「鉄道おもちゃ」(ネコ・パブリッシング)でも、レポートとして紹介していただきました。
最終更新日:2011.10.04